パラリンアート世界大会2019
受賞作品発表
特別ゲストコメント
世界各国からたくさんのご出展、ありがとうございました。
アーティストの皆様は、ひとりひとりの障がいとともに日々を過ごされています。その中で創り出したアート作品の数々は、どれを手に取っても想いのこもった素敵なものでした。
授賞式では、来年のパラリンアート世界大会のテーマである「平和」の文字を金澤翔子さんと書かせていただき、大変貴重な体験になりました。
今回、理事として初めての参加となりましたが、今後もこの活動をより多くの方々に知っていただけるよう尽力して参る所存です。第3回パラリンアート世界大会、また素晴らしい作品に出会えることが楽しみです。
審査員総評
昨年同様素晴らしい作品がたくさんあり、どれも優劣つけ難かったです。多くの作品を見て、感動しました。
前回から引き続き、審査に参加させていただきました。2019年のテーマは「舞」ということで、ダンスをしたり、観賞したりした時に感じたであろう、喜びや感動といったものが、鮮度を失うことなく作品に反映されているものが数多くありました。
大賞を受賞したHARUMARU♡さんの作品は、ダンサーの動きやポーズから生まれる詩的なイメージを、コラージュのように組み合わせたところがとても面白かったです。私が選んだDKさんの作品は、ダンスパーティーの楽しい雰囲気が見事に表現されていて、見ているだけで心が躍るような感覚を覚えました。
他にも型にはまらない自由度の高い作品が多くあり、同じ絵を描く者として大きな刺激を受けました。今後、ここで選ばれた方たちが、一人でも多く活躍されることを願っております。
各国の個性的な「舞」を、そして先入観にとらわれない自由な表現を見ることができ、審査の時間を豊かに過ごすことができた。この世界大会が、各国の人々の交流する機会として続いていってほしい。
生命に内在する根源的な活動である「舞」。
本展に応募した障害のある人たちは、何らかの不自由さを抱えていますが、絵の中に描かれた踊り手たちは、とても躍動的で、まるで画面の中から音が聞こえてくるようでした。
特に世界各地で異なる「舞」の表現に、ワクワクしながら審査させていただきました。
パラリンアート世界大会2019の審査員をさせていただいて光栄に思います。
舞をテーマに多くの力強い作品を拝見いたしまして、世界各国のローカルな場所から湧き上がる喜びを感じた思いがしました。殆どの作品で、音楽やリズムがフォルムとなって人を動かし、舞うという根源的な姿を生き生きと捉えています。その表現に勇気を与えられました。感謝いたします。審査の場においては、作品の実物を見ることが出来ず、筆致や色など現物の迫力を感じられなかったことを残念に思っています。特別賞には凛とした中に堂々と踊るような華やかさを伴った書を選ばせていただきました。その抽象的な美しさは、たくさんの応募作品の根底にあるものではないかという気がしております。
今回、審査させて頂いて、大きな特徴があると思いました。
今回のテーマは「舞」で、世界各国の踊りをテーマにしたアートが集まってきたのですが、それぞれの国の特徴があって、審査していて非常に楽しかったです。例えば、ロシアはロシアの民族的な踊りが出ていたり、応募数の多かった日本でも、いろんな踊りが切り取られていました。中でも、「尾木ママ賞」を受賞した作品は、まさに現代のダイバーシティ的な感覚で、ウサギやおじいちゃん、こどもたちなど、あらゆる人たちが楽しく踊っているという場面を切り取っています。これからのオリンピック、パラリンピックを含めてですが、これからの社会は全体的にダイバシティを実現するように進んでいくと思います。この作品は、その未来を先取りしていて、見ているだけで胸がワクワクしました。本当に受賞おめでとうございます。
これからもパラリンアートを、尾木ママは全力で応援しています。
みなさんよろしくお願いします。
今年のテーマは、"舞Dance"ということで、画面から踊り出て来そうな楽しい作品ばかりでした。描かれた方々の中には、実際には自由に踊ることができない方もおられたことでしょう。けれども(パラリン)アートは、いろんな想いが音楽となり画面の中を自由に舞い踊るdanceなのだと感じました。
GALLERY受賞作品
OVERVIEW本大会について
2018の様子 パラリンアート世界大会2019
記録集をダウンロード
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世界中の障がいのある方が芸術的才能を披露する、
障がい者アートのワールドカップです。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、
毎年テーマを決め、世界中から作品を募集します。パラリンアート世界大会 2019
テーマ
- 「舞」~ 喜怒哀楽 ~
「dance/performance」
~fun/happiness/sorrow/anger/emotion/passion~
例
- 儀式、パーティー、スポーツ、ミュージカルとしての舞。 嬉しいときの小躍りや、悲しいときのトボトボとした歩み等、人の感情や、伝えたいこと全てを表現してみてください!!
応募期間
- 2019/2/1~2019/6/23
スケジュール
- [一次選考]
2019年6月~
パラリンアート運営事務局および審査員
[最終選考]
2019年7月~
審査員、スポンサー企業、大使館による選考にて決定
[結果発表]
2019年9月頃
パラリンアート世界大会HP、個別連絡にて発表します。
※受賞通知は、パラリンアート運営事務局よりご連絡致します。
※結果発表時に応募者全員に結果通知のメールをお送りします。
この度パラリンアート世界大会2019クラウドファンディング、
皆さまのご支援のおかげで目標金額達成致しました!
【クラウドファンディングプロジェクトページ】
https://readyfor.jp/projects/paralymartworldcup2019
達成金額は51万円となりました。
この内、クラウドファンディング会社Readyforへの手数料を差し引いた金額を受領いたします。
事務局一同、本当に感謝申し上げます。
いただいた支援をもとに、2019年10月16日に開催いたしました表彰式にアーティストの皆様をお呼びしました!
下記改めてになりますが、いただいたご支援の使いみちとなります。
海外、国内の受賞者を招待いたします。
- 海外受賞者2組(保護者合わせて計4名)、国内受賞者3組(保護者合わせて計6名)
- 交通費(飛行機、新幹線、アテンド費含む) : 約100万円
- 宿泊費 : 3万円(残りの宿泊費はパークホテル東京様のご支援により無償提供となりました)
【今回ご支援いただいた皆様】
佐々嘉孝様(株式会社アイアイ 代表取締役)
株式会社イプラ様
尾崎 眞二様
ちょい様
株式会社エックスワン様
芦沢 健太郎様
株式会社パラレル様
一般社団法人中小企業
知的財産活動支援協会理事長山中俊次様
石井 誠様
株式会社ふるサポ様
黒木 昭洋様
合同会社DESIGN&COFFEE様
本城 敬志様
熊野 真吾様
株式会社
オフィス・サンライズ中村 幸雄様
杉村 陽一郎様
特定非営利活動法人寄付型
自動販売機普及協会様
一般社団法人全国
地域生活支援機構重田 誠様
株式会社樋口商会様
チーム医療フォーラム様
勝山 英一郎様
株式会社ヴィクタル
代表取締役越後 竜一様
審査員
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書道家
金澤翔子
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画家
遠藤彰子
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美術手帖
田尾圭一郎
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アウトサイダー・キュレーター
櫛野展正
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GALLERY SIDE 2 ディレクター・オーナー
島田淳子
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教育評論家
尾木直樹
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アーティスト
横尾美美
主催情報
主催
一般社団法人障がい者自立推進機構
パラリンアート運営事務局
協賛
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パーソルホールディングス株式会社
協力
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株式会社タウ
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一般社団法人願いのくるま
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パークホテル東京
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ANAホールディングス株式会社
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OrCam Technologies Ltd.
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株式会社ユポ・コーポレーション
後援
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厚生労働省
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外務省
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観光庁
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文化庁
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港区
後援大使館及び代表機構
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在アルメニア日本国大使館
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駐日アンゴラ共和国大使館
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ブラジル連邦共和国大使館
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コロンビア大使館
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デンマーク王国大使館
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ジブチ共和国大使館
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エクアドル共和国大使館
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エストニア共和国大使館
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ジョージア大使館
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ホンジュラス共和国大使館
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ハンガリー大使館
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アイスランド共和国大使館
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駐日イタリア大使館
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ジャマイカ大使館
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レバノン共和国大使館
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マケドニア大使館
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モーリタニア・イスラム共和国大使館
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メキシコ大使館
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モンゴル国大使館
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パナマ共和国大使館
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パラグアイ共和国大使館
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ペルー共和国大使館
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フィリピン共和国大使館
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ポーランド共和国大使館
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セネガル大使館
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スロバキア共和国大使館
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スロベニア共和国大使館
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駐日スペイン大使館
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スーダン共和国大使館
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スウェーデン王国大使館
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タイ王国大使館
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トーゴ共和国大使館
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ウガンダ共和国大使館
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在日ウクライナ大使館(アルファベット順)
企画協力
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共同ピーアール株式会社
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株式会社フロンティアインターナショナル
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株式会社パラレル